2014年3月31日月曜日

感覚を養う


本日は午後に新宿で打合せを行い、夕方からペダリングトレーニング。

少しづつペダリング解析、トレーニングのお客様の予約が入りはじめ、解析データも日に日に増えています。感謝。

何よりも、ペダリングは千差万別、抱える問題も人それぞれで解析する度に新たな発見があります。

今のところ、これはスゴイ!
というペダリングには巡り合えていません。
それだけ、円運動という動作は複雑で奥が深いということなのでしょうか。

考えれば、より効率の高い円運動を可能にするには、脚だけでは無く、股関節や体感を含む多くの筋肉や関節を、回転法に向けて常に導引しなければいけないのですから複雑にもなります。

普通の人は、6時~12時にかけてペダリングを休むものと考えています。
というよりも、無意識のうちに脳が勝手に脚を休ませてしまします。例えば、片足がペダルを踏んでいても、反対の足はペダルに乗っかっているだけ、脚の重みがマイナスの力を働かせてしまいます。

日常で脚を回転させるような運動はありません、多分自転車だけではないでしょうか?

とある先生のお話ですが、身体を動かすには、脳が出した信号を、動かす部分に伝達し、さらに動かす部分の刺激を脳に伝達するという相互の回路が重要だそうです。

例えば子供がペンを握って文字を書く、最初は苦手な文字を書くという動作も、頭の中と指先の刺激とう相互の伝達が慣れてくると、綺麗な文字を無意識に書けるようになってきます。
何度も訓練をして感覚を養う事で、自然にできるようになるのです。

ペダリングも同じ事なのかもしれません、通常使わない回転運動(特に足を引き上げるような動作)を養うには、「意識する」ペダリングを心がけ感覚を養い「無意識」に効率の良いペダリングへ「移行することが必要なのではないかと思います。

当たり前のことを理屈っぽくて難しい話にしてしまいましたが、要は実践あるのみ!
練習と一緒で、地道に続けることが身になるのは間違いない!

ものの10分で感覚をつかんでしまう選手もいますが、無意識にできるようになるにはやはり鍛錬が必要なようです。

因みに、
ペダリング効率が良くなれば速く走れるという単純なものではありません。
速く走るためには地道な練習が必要不可欠、効率の良いペダリングが伴えば尚.......
ですね。

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